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ルサカのフラット

1986年8月にザンビアへ赴任し、4ヶ月近く待ち、その年の12月にNorathmeadのフラット、Balovale Courtへ入居できた。そして、ここには帰国する1988年8月まで住んだ。| ザンビア残光−アフリカの大地にて

Balovale Court, Northmead Government Flat

ザンビアに赴任してから4ヵ月後に入居し、December 1986-August 1988までザンビア生活のベースとなったアパート(英国流にはフラットという)。

フラットはNorthmead地区、ルサカの中心からやや東、Great East Road沿い、北朝鮮大使館が道路を挟んだ向かい側にあった。

建築構造は、写真のように鉄筋コンクリート造だが壁はレンガを積んだ3階建ての長屋のようなデザインだった。

間取りは1LDK家具付き、響きは良いがかなり古かった、一人では充分な広さだった。隣の敷地にショッピングセンターやマーケット(近隣商業地区)があり、また、停電や断水もないルサカ市内では比較的安定した住みやすいところだった。

フラットの名前、Balovaleはザンビアの北西部州Zambeziを中心とする部族Lovale or Luvaleを指し、以前はBalovaleと呼ばれていたことに由来する。Loval族は北西部州からアンゴラにかけて分布する。

Google Earth: "Barovale Court" lat=-15.4045718287, lon=28.2978826291

フラットの部屋

部屋は2階の右端、角部屋。こちらの部屋は右側のリビング・ダイニング、左側にベランダ分狭いベッドルームがある。シングルベッドが2台おいてあった。写真、左奥よりベランダに出られる。玄関を入って右が台所、左がバス・トイレが配置されていた。ベッドルームには作り付けのクロゼットがあった。

ここに引っ越してきた先ずやったことは、蚊やその他の虫が入らないようにネットで全ての換気口を目張りすることと窓の網戸を修理すること、そして、ゴキブリ退治だった。ゴキブリ退治はバルサンなどあるわけではないので、南ア製だっただろうか、タウンのインド人商店でゴキブリホイホイを見つけて大量に買い込み、台所を中心に置いた。これを1週間ほど続けたら、ほとんどゴキブリを見ることがなくなった。

その後、壁を塗り替えた。壁用のペンキと刷毛を同じくインド人商店で調達、最初は自分で塗ったが、後にサーバントのアブラハムにお願いした。写真に写っているソファのカバーは、ザンビアの布地、チテンゲという。これもお下がり。

写真の右手前に木製のダイニングテーブルがあった。これは私のお気に入りで、ここで食事をし、報告書や手紙等を書いた。

冷蔵庫が無かったので、中古の冷蔵庫を250ドルで職場の同僚(英国籍スリランカ人)から購入、これで食料も保存できるようになった。

窓の外には黄色い花が咲くカシアが望む。

フラット平面図(自筆)

Zambiaのページ

フラットに隣接する近隣商業区

駐車場側、商店は写っていないが、肉屋とグローサリー、野菜市場などがあった。日常の食料は概ねここで調達可能だった。また、ここにはスペアリブの美味しいPete's Stakehouseがあり、仲間とよく足を運んだ。